マニアの人とそうでない人 |
昨日の赤羽での剣術稽古の後、先日の暑気払いに参加できなかった方々で第二弾を決行!?
もはや当初の“女子会”という名目は有名無実のものになっていましたが、まあいいかということで。
近くのサイゼリヤで軽く飲んで食事をしたのですが、サイゼリヤ安いな~
会員の方々のプライベートな話を聞いたりして、楽しいひと時を過ごしたのですが、こういう場で武術の話をする人がまったくいないのが、うちの会の方々の特徴です(笑)それはもう、ビックリするくらいです。
そんな流れからだったか、うちの会にはマニアがいないよね~という感じで、「マニア」についての話で少し議論?になりました。
人により、マニアという言葉に抱くイメージが少しずつ違っているのも興味深かったのですが、私の「Dさんもマニアじゃないものね。」という言葉に対する指導員のDさんの返事が、切れ味よすぎて沈黙するしかないほどでした。いわく、
「そもそも武術に興味ないですから!」
「…」
まあ、稽古していて楽しい時もあるから稽古しているとのことです。
いいと思います。
武術の稽古になにを求めるかは本当に人それぞれで、それぞれに応えることのできる懐の深さが武術にはあると感じています。
また、三国志で超有名なあの軍師と同じ名を持つHさんとは、「プロ」についての話で少しマジメに語り合ってしまいました。
というのも、Hさんは以前とある合気道の会で道場長などをしていた経歴のある方で、将来的にはまた子供たちに武術を伝えたいという希望を持って取り組んでおられます。そんなHさんとはマニアの話の流れからプロについての話になりました。
プロフェッショナルの定義は、辞書的なものを含めて、NHKのあの番組ではないですが、人の数だけあるといっていいと思います。
その中で、これはプロの定義ではなく、プロになるためにはどうすればよいかという話なのですが、棋士の羽生善治さんの名言を話題にあげました。
「1日5時間×365日×10年練習を続けたら、たいていの人はプロになれる。」
これは、1日3時間というのも目にしたことがあるのですが、ともあれ、1~2万時間費やせばプロになれる。ということを言われているわけです。
この目安については、資質や練習の密度には極めて個人差があるものですし、そもそも生業においてもプロ足り得ているかいささか心許ない私ですので(汗)、どうこう言えるほどの見識はないのですが…
凡人の我々にとって現実は、もう少し厳しいものである気がすること。だから、マニアになるならないは気質が多分に影響するから置いておくにしても、お互いもう少し精進しようぜ。という話になりました。
稽古後にみなさんと食事に行くという機会が、以前からすると本当に少なくなったのですが、普段できない話ができたりしてやっぱり楽しいです。
みなさん、ありがとうございました!
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